ピーター・レイノルズ
先日の絵本カフェでeちゃんが読んでくれた
『こころのおと』 主婦の友社 2016年刊
ピーター・レイノルズ さく なかがわちひろ 訳
の余韻がまだ残っていて、ピーター・レイノルズ作の絵本をいくつか借りてきました。
『てん』 あすなろ書房 2004年刊
は、小さな点しか描かなかったワシテを賞賛し、その後素晴らしい絵画へと発展していく勇気を与えるという、教育者に是非読んでほしいと思った絵本です。
私も子どもたちに読み聞かせで関わるので、この絵本のような思いやりを忘れてはいけないと、バイブルのように大切にしている絵本です。
『ローズのにわ』 主婦の友社 2010年
なかなか芽を出さない種をいつまでもいつまでも見守るローズ。彼女の一生懸命が通じたのか、優しい街の人たちがそっと寄り添います。そしてそこが彼女の居場所になっていく。
『ぼくはここにいる』 小峰書店 2013年
『ゆめみるハッピードリーマー』 主婦の友社 2017年
の2冊は、少し「ちがう」人たちが主人公。やはり、自分の居場所を見つけていく物語です。
自由にのびのびと、歌うような絵を描く人だなぁと思います。
ストーリーも思いやりにあふれていて、心を少しだけ強くしてくれるような、
決して押しつけがましくない応援歌のよう。
どんな方かと思ったら『ゆめみるハッピードリーマー』に写真があり、
~当時、ADHDという言葉があったなら、まちがいなくそう診断されていたでしょう~
と書かれてありました。
絵本の中の少し「ちがう」と感じている主人公たちは、ピーターさん本人の事なのかもしれないですね。
でも、本当に・・・魅力的な人たち!
どの子もみんな、素晴らしいハッピードリーマーだよ!!!
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