民話はオールマイティ
明日は小学校の読み聞かせ。
今回は交代要員なので、欠席者がいなければみんなのを見学できるという楽しみが♪
でも、朝に突然欠席者が出ることもあるので、
そんな時は全学年どこで読んでも楽しんでもらえる民話を用意しておきます。
明日は
『だいこんどのむかし』 ほるぷ出版
渡辺節子 ぶん 二俣英五郎 え
監修 松谷みよ子・吉沢和夫
これを持っていきます。
飢饉の年に、1本だけ大きく育った大根。引き抜こうとすると、泣きだした。物を言う大根は食っちゃなんねぇと、村の人たちは大事にすることにした。
大きな大根は嵐や大雪から守ってくれた。村にはなくてはならない大根だったが、たくさんの肥料をやらないとなんねぇ。大根への恩も忘れて、村人たちは出て行ってくれと頼んだ。苦い顔をして出て行った大根。その冬、村に何が起こったか…。
受ける恩恵も、ずっとになると当たり前になってきてありがたみを忘れてしまうのですね。人間の身勝手さがユーモアを交えて描かれています。
動物がしゃべったり、物が妖怪になってしゃべったりという昔話はよくありますが、大根って・・・。意外性も面白いw
年長さんくらいから、真剣な表情で聞いてもらえる東北の民話です。
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