やなせたかしの世界
先日、松山の古書店、
『本の轍』さんで小さな読書会をしました。
課題本は『チリンのすず』やなせたかし作。
やなせたかし、アンパンマンでしょ。もうけてるでしょ。子どもだましでしょ。なんつー偏見を持ってたワタクシ・・・。反省しました!!
子どもの本なのに、ストーリーは復讐劇という衝撃
・・・Σ(゚д゚lll)ガーン
あ、写真には美味しいものがいっぱい写ってる💦
そっちじゃなくて、本の表紙、すごく可愛いでしょ。
まさか復讐劇とはね…。
でもやはり、実力のある作家さん。伝えたいことは奥深くにあるような気がしました。オオカミの立場、チリンの立場、殺された母の立場、どこに共感するかで読み取り方も全く違ってきます。
ましてや言葉の少ない絵本ですから、感じ方は十人十色。
そしてどれもがやなせさんからのギフトなのでしょう。
フリーテーマは、やなせさんの他の本。
↑ 写真は、私が『メルヘン絵本』の中の1つを読み聞かせしているところです。Hちゃんの息子さんが好きだというお話。泣ける💦
それぞれが持ち寄った本、様々でした。
作風が全く違う本がいっぱい・・・。
伝わってくるものもそれぞれ。
やなせたかしさんの子どもへ対する愛情を感じられたひと時となりました。
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